地球温暖化対策、温室効果ガス削減へフロン回収

地球温暖化対策、温室効果ガス削減には、節電も大事ですが、エアコンなど
冷凍空調機器に使われているフロン(フルオロカーボン)を大気に放出させない
ことが有効です。R22は、CO2を1とすると、1810。R410Aは2090。
ダイキンの最新エアコンに使われているR32は、675。

フロン500gで、乗用車3900km走行に相当するとか、家庭用エアコンは500g以上入ってる。

普段、エアコンを使用しているときは、なにも問題はありませんが、
故障や処分のときが問題になります。 
業務用冷凍空調機器に関しては「廃棄時等のフロン類回収率でみると約3割と推定され」
との環境省のページ https://www.env.go.jp/press/press.php?serial=16142
にも記載があります。最近、室外機の窃盗や不正輸出というニュースもありました。
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20130520/k10014708541000.html

昔よりスクラップ屋さんの銅やアルミを回収し再資源化のためにやってきたこと
に、ノーは言えません。死活問題です。

家電リサイクル法の対象製品は、不正輸出と表現され、対象外の製品は、
不正輸出ではないです。
業務用エアコンは、フロン回収したあと、スクラップ屋へいきます。
環境汚染を問題にあげながら、とても、矛盾を感じます。

ひとえに、家庭用も業務用もフロンが大気に放出されるのが問題でしょう。

家電リサイクル法やフロン回収破壊法がある中で、フロンが回収されていないのに、
廃棄物(銅やアルミなどの金属類)を引き取っているという、法制度の不備、仕組みが悪い
といえます。

フロン回収済みの伝票がなければスクラップ屋も引き取れないとなれば、室外機を盗む人も
いなくなるはずです。
(改正の動きの報道もありますから、良い仕組みになってほしいものです)

無料回収や売りに行きたい人は、フロンを回収してからにしてください。

世界に多くのフロン類の製品がある中で、僕ひとりの力は微々たるものですが、
当方は、個人の小規模事業者では珍しい フロン回収の設備を有しています。

フロン回収機器や専用ボンベなどの設備投資、フロンの破壊処分費用など、なにかと
出費がかかります。みなさまのご理解とご協力をお願いいたします。

電気空調職人のヨシジマ電器

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