地震時の火災の原因の約6割は電気関係の通電火災です
能登半島地震の火災も通電火災が原因である可能性が言われています。
200棟の焼失との報道ですが、もし、東京に震度7の首都直下南部地震がきたら
被害想定マップでは、23区内は11万棟が焼失する計算になっています。
震災時は、水も断水 道路事情も最悪でしょう。消防車も出動は厳しそうです。
平時でも5台~10台の消防車が集結して消火に1時間30分や2時間30分かかったニュース
を見ます。
まずは、火を出さない対策が大切ですね
東京都では、感震コンセントを配布 電話での申し込み まだギリギリ
3月30日まで やっています。
https://www.fire-prevention.metro.tokyo.lg.jp/?fbclid=IwAR1SenYl_1W9JwWCZh2JrdLnrf2b58YKxYdOYNLXeqXH2-tMnSmWPPZ5q3E
地震時における出火防止対策のあり方に関する調査検討報告書について(平成 10 年 7 月:総務省消防庁)
電熱器具などは、火災を防止するために「電気ストーブ」や「ファンヒーター」のようにガードによって可燃物が直接ヒーターに接触しにくくされていたり、転倒 OFF スイッチを設置したり、「アイロン」や「電気こたつ」のようにサーモスタットで過熱を防いでいるものもある。しかし、こうした防止策が施されているにもかかわらず、電熱器具などから多くの火災が発生している。
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電気ストーブのスイッチは、通常 物が落下したり触れたりしたぐらいでは、簡単にはスイッチは動かないような構造になっている。しかし、今回の地震は想像を超える揺れが起こり、電気ストーブの上や回りに多量の物品が落下・散乱する状況であり、その衝撃や摩擦によってスイッチが動いた可能性が考えられる。
「転倒 OFF スイッチ」を設置している電気ストーブは、たとえスイッチが「ON」の状態でも転倒すると本体への通電をストップする。しかし、今回の地震では電気ストーブの上や回りに多量の物品が落下・散乱する状況であり、「転倒 OFF スイッチ」がそれらの物品に押されたため本来の機能を発揮することができず、通電状態のまま転倒したものがあった。
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地震後 10 日で鑑賞魚用ヒータによる火災は、6 件発生しており、そのすべてがヒータ部分から出火している。
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電気オーブントースター
2 件の火災とも、地震発生時は、使用しておらずスイッチは「OFF」の状態であったが、地震により他の落下物とともに棚から落下し、落下及び落下物の衝撃と
激しい揺れによる散乱物との摩擦によりスイッチが「ON」状態となったと考えられる。
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以下 対策 抜粋
(ウ) 地震時に落下、転倒しないように設置場所、設置方法に注意する。
(エ) 電熱器具の付近、上部には可燃物、落下物を置かないように注意する。
(3)一定以上の地震動に連動して電気の供給を遮断するシステムの採用
ア 感震ブレーカー
イ 感震コンセント
(4) 個々の電気機器等の安全性を高める対策
ア 電気ストーブ
イ 熱帯魚用ヒーター
ウ トースター
エ 白熱電球
オ 電気コンロ
カ 屋内配線
キ 電気機器の電源コード類
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東京都登録電気工事業 第20240032
ヨシジマ電器